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「新日本サービス㈱」「 街の屋根やさん広島店」の川崎です。
キッチン全面改装もいよいよ中盤に入りました。
今日は壁のタイルを張り替える工事を行いましたので、その様子をご紹介いたします。
屋根工事はぜひ街の屋根やさん広島店まで!
まずは既存のタイルを撤去していきます。
タイルは下地モルタルにしっかり密着しているため、ただ剥がすのではなく、下地をできる限り傷めないように一枚ずつ取り外していきます。
この作業の丁寧さが、後の仕上がりに直結します。
すべて撤去し終えると、このようにモルタルの下地が出てきます。
普段は見えない部分ですが、撤去直後は細かい凹凸や欠けがあるため、この段階でしっかりチェックを行い、補修が必要な部分を見極めていきます。
撤去後の下地はそのままでは不陸(でこぼこ)が大きいため、モルタルを塗り直して平滑に仕上げます。
タイル工事において下地処理は「見えないけれど一番大切」と言われる工程で、ここが不十分だとタイルの目地が揃わなかったり、仕上がりにムラが出てしまうこともあります。
タイルを丁寧に撤去したあと、新しいタイルを一枚ずつ貼っていきます。
今回使用したのは、白と黒を基調にした大理石調のタイルで、貼り方は人気の「ヘリンボーン貼り」。
斜めに組み合わせていくことで、空間に動きと奥行きを出すことができます。
タイルの柄や角度が少しずれるだけで全体の印象が変わるため、位置を何度も確認しながら慎重に施工していきます。
タイルを貼り終え、目地を仕上げて完成です。
黒と白のコントラストがはっきりと映え、木目の扉や明るいカウンター天板ともよく馴染んでいます。
モノトーンの中にも大理石模様が入っているため、硬すぎない上品な印象に仕上がりました。
照明の反射でタイルの質感が際立ち、清潔感と高級感の両方を感じられる空間になっています。
お客様にも「まるでカフェみたい」と喜んでいただけました。